アプリ開発『WeightLog』vol.30
前回までで、グラフタブを構成しているSecondViewControllerクラスに体重と日付のデータを組み込むことによって、グラフが完成できました!
これでほぼほぼ機能上は完成!と思っていたのですが、あれこれ修正点、改善点が出てくるものですね。妊婦用の設定を入れていたのですが、妊婦って普通、体重を減らすことよりも増やすことが目標になるので、グラフのY軸のメモリを今までは目標体重を下の方に持ってきていたのですが、妊婦の場合は逆で目標体重のY軸メモリはグラフの上の方に持っていかないといけませんね。でも、妊婦でも体重減らしたくなる場合もあるだろうし、うーんどうしよう…と思っていたところ、ここはいっそ設定タブにひとつボタンを追加して、減量か増量かテーマをユーザーに決めてもらうようにしました。それによって、グラフの見せ方を変えるということです。
また、ツイッターのツイート機能を付けようと思っていたので、テーマによってデフォルトの文字内容も変更しようというところで必要な仕様変更でした。
ちなみに、Twitterへの投稿機能の実装については下記URLを参考にしました。
画像やURLをFacebookやTwitter、LINEなどのSNSに共有する - Think Big Act Local
さらに、全体的にアプリを仕上げていくにあたり、いろいろ細かく調整するべき点がありました。修正した点と参考URLについては下記の通りです。
テキストフィールドの枠線について。太さ、角丸の半径を調整しました。
UITextFieldやUITextView等での枠線、radiusについて。 - koukiの日記
テキストフィールドをタップした時に出てくるツールバーをキーボードの真上に置くためにInputAccessoryViewを使いました。
iphone - UITextView doesn't show InputAccessoryView on first click - Stack Overflow
テキストフィールドが画面の下の方にある場合に、出てきたキーボードでテキストフィールドが隠れないようにしました。
objective c - Keyboard covering textview on iPhone - Stack Overflow
あとは、背景のカラーやパターンをユーザーが好みに変更できるように、カラーとパターンをある程度こちらで用意し、選択できるような機能を追加しました。これはテキストフィールドをタップした時にピッカーで選択するような仕様になっています。背景カラーを変更するのはこちらのサイトにやり方が書かれています。また、パターンはAdobeのFireworksで作成した画像をパターンの数だけ用意し、ユーザーが選択したものに応じてパターン用の画像を差し替えるような仕組みになっています。storyboard上で透明色にしたイメージビューをレイヤーの後ろの方に入れておき、このイメージビューの画像を差し替えるってことです。Fireworksで作った画像とはほぼほぼ透明に近い感じでテクスチャを入れたものです。Fireworksじゃなくても画像作成、加工ソフトならだいたい何でも対応できると思います。無料のものならGIMPとか有名ですよね。
そんな感じで、アプリ自体はほぼほぼ完成なので、あとは、アプリアイコンや起動時の画像を作成して、Appleに申請するだけかな!あと、App Storeに乗せる説明文や画像も必要か。やっと完成まで秒読みのところまで来たって感じです!初アプリ!